B1 HF アンテナ
5.
はしご フィーダ 給電
HF グランド・プレーン・アンテナ
現時点 (H31/2019) のメイン・アンテナは、はしごフィーダ給電の 14 MHz GP アンテナで、同調給電のため他のバンドでも使用できる。
このアンテナは、
1. 目立たない
2. 強風に強い
3. 低い打ち上げ角
4. マルチ・バンド対応
をねらってトライしてみたもので、項目 1, 2, 3 から、GP アンテナ、4 から、はしごフィーダ同調給電を選んだ。
しかし、はしごフィーダは、水平ダイポール系専用の感があり、 GP アンテナへの応用は見聞きしない。
それでも長年国内向けに高い打ち上げ角をねらった 7 MHz 水平ダイポールとはしごフィーダを使っており、同調給電の利点を捨てきれないので、14 MHz GP + はしごフィーダでやってみた。
その結果、非常にうまく動作することが分かったので、それまでのアンテナ(18 MHz 折り返しエレメント + AH-4)を下ろし、このアンテナを使っている。
概略は上の絵のとおりで、
給電点は地上から 10 m 高、ここから上に垂直エレメント 5 m, 60 度下向きにラジアル 5 m 3本。
はしごフィーダは給電点から下に 8 m 引き下ろし、そこで反転させ、シャックのある 2 階まで 2m 引き上げ。
放電ギャップをフィーダを反転させたあたりに取り付け。
バランを介して同軸ケーブル 2 m で室内のチューナに接続。
この同軸ケーブルは、バンドによってはかなり高い SWR にさらされるので、できるだけ短く、かつ低損失のケーブルが望ましい。 当局では 10D-FB を使っている。
以下は追加の写真と説明。
1) はしごフィーダ

エレメントは、直径 1.5 mm のステンレスより線。
スペーサは、厚さ 3 mm, 幅 3 cm のアクリル樹脂の板から、1 cm づつ切断し、その両端に穴をあけたもの。
これらを約 30 cm 間隔ごとに幅 2.5 mm の結束バンドで保持している。
写真のとおり、ごく単純な構造で、結束バンドの寿命が気になるが、当局では 4, 5 年経ってもまだ使えている。
2) バラン

バランは写真のとおり 3 個使っている。
アンテナ・エレメントとラジアルの間のバラン 1、はしごフィーダと同軸ケーブルの接続点のバラン 2、およびチューナとトランシーバの間のバラン 3、 の計 3 個所。
たぶんバラン 2 のみで問題ないと思うが、このようにしてある。 バランに統一性がないのは、手持ちを使っただけで理由はない。
3) 放電ギャップ

写真は静電気除去用の放電ギャップ。
スーパー・カブとかに使うスパーク・プラグで代用している。
これは通常の気象条件化でアンテナに帯電する電荷を逃がすために使用しているもので、雷雨時の避雷対策を意図したものではない。
ごくまれに、普通に晴れ間のある日でも、分厚い黒い雲がやってきた時に、ピチ、ピチ、−、ー、と音をだして放電していることがある。 そういう時は、シャックにいても、PC の音声出力アンプを通して、スピーカーから、ブツ、ブツ、−、−と放電と同期した音がするので、アラーム代わりとなる。